PHILOSOPHY

「次世代ハイエンド・オーディオ」と呼ばれるSACDやDVDオーディオが登場して、CDよりも格段に高品位なスーパー・オーディオソースが入手できる時代となりました。この次世代オーディオの出現に刺激されて、オーディオ機器はここ数年著しい進歩を遂げています。
 しかしながら、機器開発の側面から市場を見た場合、世相を反映して「開発効率」や「利潤確保」などに重点の置かれた製品が、今では市場の大多数を占めるようになって来ています。確かに、ハードウエアを供給するメーカーにとって「利潤確保」は重要な要素であり、メーカーの存続にも大きく影響します。結果的に、各メーカーがそれぞれの得意価格帯に特化し、最大公約数的な商品を供給することで、現在のオーディオ市場が成り立っているとも言えましょう。  最近は、メーカー側の事情による物作りが蔓延していると言っても過言では無いのではないでしょうか。例えば機能面でも、明らかに音質的な劣化が明白であるにも関わらず、使用頻度の非常に少ない機能まで無理に商品に盛り込んで、カタログコピー上でマイナス要因を作らないようにした"音質不在"の商品が増えているような気もします。
 オーディオは本来"趣味"の領域であり、商品としての展開はもっともっと多いはずです。現に海外には、独創的で個性豊かな商品がたくさん存在します。ところが日本メーカーの商品はどうでしょうか?非常に画一的になっているだけでなく、「いかにして"リスナーにより高い次元の感動"を与える商品を作るか」という、オーディオメーカーとして一番大切な理念を忘れてしまっているようにさえ感じられます。  私共は新たにこの分野に進出するにあたり、この"リスナーにより高い次元の感動"を与える物作りに徹するため、社名を『ブリッジ・オーディオ・ラボ』と名付けました。これは、ハードウエアの見かけ上の数値競争に巻き込まれることなく、また利益追求型の商品を開発するのでもなく、常にリスナー側の立場に立って、「ハードウエアは、"音楽"と、それを"聴く人"との間の"橋渡し"をするものである」という信念、言い換えると、会社の基本理念を表明する意味合いを込めた社名です。

ブリッジ・オーディオ・ラボ
代表 大橋 文男

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